2010年5月12日水曜日

彼氏彼女の事情

16巻を何気なくとってしまったのが間違いだった.
ベスト巻に入るのではないかな.

そして最終巻を読んでよい終わりだなと思った.
とてもキャラを大切にしてる.
少女漫画っぽいなーって思った.
いわゆる大団円ってやつか.

んでもってアニメを見た.
面白かった.
2日で見てしまった.
一日あたり22分×12話=244分≒4時間・・・おお
なんという><。

というわけで,そんだけ見させられた理由を考えてみる.

主人公雪野の性格がドンピシャだった.
中学校ぐらいの自分が思い出されてww
見栄を貼りたいという誰にでもある感情にクローズアップして
キャラクター化する.新鮮だけど親しみやすい.

見栄を張っているだけならヤなヤツだけど,
家ではだらけている,本性を出そうと決める,
そこに人間らしさを感じるんだろう.

設定は高校生ということだったけど,
中学生ぐらいの印象を受ける.
妹たちも小学生っぽいしね.

アニメは庵野さんのセルフパロディに何度か吹かされそうになった.
しかしこれも一つの魅力だと思う.

有馬の出来杉っぷりもかっこよくて,
その中で好きな人にだけ不器用な姿にキュン2してしまう.

雪野以外のキャラクターはよくある設定
よくあるストーリーだから,
この物語のオリジナルな面白さはそこにあるのだろう.

話の要点として,変わろうと決心する2人
そして変化に伴なう苦痛を描くことで,
未来を希望させる.こういう話の展開はよくあるけどこういう話がやっぱり受けるんだ.

苦痛を伴なう変化を通じた成功体験
painful change success story 

これが話を魅力的にするキーワードだと思う.

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