2010年6月18日金曜日

たまには歩いたっていいじゃないか

寝る前に走りに行く
週に1,2回を目安にしている.

寝付きがすごくいいからだ.
今日は体がだるくて走ってる途中なんども辛くなった.

でたまにということで歩いてみた.
それもまたいいと思った.

折り返し地点から走ったんだけど,
それでよしとしよう.

走る目的はいろいろあるけど,
有酸素運動としては歩いている間も続くらしいので
これでよしとしよう.

やっぱり走り終わると気持ちよくて,
その思いを体いっぱいに味合わせることが大切だなって思う.

2010年6月6日日曜日

数学を使わない数学の講義

を読んだ.

未読の人はぜひ頭の片隅に置いて欲しい.
数学というより比較文化論の本だ.

著者は経済学者,数学を道具として,
世界の情勢や文化の違いを考える人だ.

したがって数学と書いてあるけど,数学を解説する本ではなく
数学の,特に定義づけをしっかりする,論理的な考え方
の例題集というのが僕の印象だ.

それに気づくまでは読みづらくって,
でも気づいてからはとても面白く読めた.

日本人は他国と比べて,ルールが曖昧で,少ない.
それはみんなで決めて守るというよりは,
個人の裁量で「空気を読んで」行動する文化が深く根付いて
しまっているからだろう.

日本で暮らすぶんにはいいだろう,でも世界に自分が
でむいたとき,それが日本常識であるということを
意識してかないといけないなと感じた.
面白かった.


すべて僕に任せてください

東工大モーレツ天才教授の悲劇

を読んだ.
白川氏は本当に天才だったんだと感じた.

僕の周りにも鬼才というか秀才と感じる人はたくさんいるけど,
ここまで天才肌な人はいなかったと思う.

なろうと思って真似できるような人ではないんだろうな.
体を壊すほど頑張ってしまう,早熟な人の話ほど切ないものはない.

基本的に病院に頼ることの無い僕のような生き方とは
おそらく全く対極にいる人なんだろうな.

工学部系の教員情勢を知る参考書となった.
大学の先生とか選択肢に考えちゃうような人は読んで損はないんじゃないかと思う.