2009年12月30日水曜日

経験の差を埋めるということ_08.01.24

子どもと大人の一番の大きな違いは、過ごしてきた時間そのもの、つまり経験であると、最近痛感することが多い。

家庭教師やってても、塾講師やってても、子どもたちに、勉強の答えを教えるだけじゃ、子どもたちは成長しない。

子どもたちには経験が不足している。

多くの子どもたちは、大会はいつでも初めてのもので、受験もセンター試験も初めてのものだ。

人間ていうのは上手くできていて、1回目と2回目じゃ出来がぜんぜん違う。

じゃあ、1回目によい成績を出すためにどうするか。


それが、勉強というものじゃないだろうか。

インターネット、本、先生。

自分の持っていない経験は自分の外部に広がっていて、それを吸収して、擬似的な自己体験として、自分の中にどれだけ現実的なイメージを作り上げることができるかどうかが、人生最初で最後の体験をよいものにするのに、多かれ少なかれ、必要になってくると思う。


本題から、多少離れたが、子どもたちに、初めての大会で優勝してもらうために、僕は紙芝居を用意した。

ビジュアルで、当日や、そこまでの流れを子どもたちにイメージしてもらうためだ。


昨日の授業は、盛り上がったし、成功したと思う。あと本番まで5回しかない。

それまでに、いかに子どもたちに勝ちたいと思ってもらえるか、


勝つために自分たちで考え続けてくれるか、


僕の挑戦は続いている。



January 24, 2008

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