2009年12月25日金曜日

日本の論点2010

日本の論点2010が発売していた.
昨年から読み始めているが,買ったはいいけど去年は5個ぐらいしか記事を読んでいないので,
今年は20ぐらいは読みたいと大きく出てみる(笑)

というわけで早速気になる記事から,
「BI(basic income)の意味は」というタイトルで田村哲樹が評論している.

そもそもBIという考え方自体を知らなかったけれども,
生活保護のような特定の人への補助ではなく,
社会基盤として,個人単位に給付されお金のことを指す.

日本は今誰かが誰かを「ずるい」と思っている社会で,「当たり前」で通ってきたことが
どんどん通らなくなってきている.

そんな中で,困っている人への補助は「ダメな人」というレッテル貼りの行為と表裏一体である.
だからこそ,すべての人への基本的なお金ということが特別な意味を持っている.

当然そんなお金どこから出るのって疑問が出てくるけど,もしこれで,今まではただ補助される
だけだった人たちが,ダメな人ってレッテルを剥がして,
社会還元できるようになれば,そのがんばり如何では黒字になる事業なのかなとも思う.

もしこれが現実化したときに,「働かなくても生きていけるし」といった後ろ向きな気持ちではなく,
今よりもより多くのチャンスが与えられ,「失敗しても何度でも立ち上がれる」と前向きな
気持ちになれるような世界だといいなと思う.

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